old hyozu-sen okuyukiusu station

国鉄（ＪＲ）の走っていた跡です。小さな駅跡です。仕事上がりに浴びていたらしき浴場跡もあります。徒歩１～２分のところに軽便鉄道みたいな車両が２台ありました。昔はこんなのが輸送の手段で活躍していたんだなぁとしみじみ感じました。余談ですが、駅跡のホームで「テン」に会いました。

平成元年に廃止された中標津と厚床を結んでいた標津線支線の旧奥行臼駅がきれいに保存されて残っています。駅舎とホーム、線路が昔にタイムスリップされたように現存され郷愁とノスタルジー感で、本当に古き良き時代を偲ばせます。駅舎の待合室には昔の国鉄時代の手書き運賃表、北海道鉄道路線図等が残っており、切符売り場、改札口も懐かしいレトロなままです。すぐ南には接続していた旧別海村営軌道の停留所看板とオレンジ色の車両が展示されています。近くには明治の道東開拓の歴史が良くわかる国指定重要文化財の旧奥行臼駅逓所があります。無料で見学でき、建物も立派で、内には明治、大正の貴重な道具類、調度品等が数多く保存されています。説明してくれる方が常駐しており私一人相手に親切に１時間弱、色々なお話をしてくれ思い出に残りました。小さな郷土資料館より資料豊富で開拓時代の大変さが良くわかりました。車で別海町へ行かれる方には、旧奥行臼駅と旧奥行臼駅逓所をお勧めします。何か感じることがあると思います。

旧国鉄標津線の駅跡です。別海町の史跡に指定されており、しっかり管理されています。現役時代のまま無理なく管理されているという印象です。昭和の時代、まだ赤字ローカル線がたくさんあった時代を思い出させてくれます。駅の改札口を出たところにベンチがあり、そこに座っていると時間の経つのを忘れてしまいます。近くには別海村営軌道の小さなディーゼルカーが保存されていたり、また奥行臼駅逓などもあり、お勧めのスポットです。