はなぽー
内部はとてもこじんまりしています。しかし、内容は濃いです!デスモスチルスの骨格標本をはじめ、シャチやクジラの標本もあります。内陸の足寄でこんなにも海獣の化石が見つかっているなんて!そして何故海獣の化石があるのか、どのようにして北海道は地殻変動でできたのかとてもわかりやすく書いています。地球の息吹を感じたなあ!
kamirare
3回目の訪問でしたが、前回以降、模様替えがあったようで展示の様子が変わっていました。規模は大きくはないのですが、展示物の内容は充実していて、家族6人全員、特にデスモスチルスの全身骨格標本がお気に入りです。その他に、子供たちが楽しみにしているのが、化石のレプリカ作り体験や、何が出てくるかお楽しみのミニ発掘(クリーニング)体験などです。子供たち4人が自分たちの小遣いで何度もチャレンジしていました。個人的には出入り口付近の屋外にあるデスモスチルスの実物大レプリカが大好きです!
レモンツリー
「動物化石」ってなんだろうね、と小学生の子どもと話しながら入館。以前行った、福井県勝山の恐竜博物館みたいなの? と思っていたら、小ぢんまりしながらも研究の成果をしっかりと展示している博物館でした。4つのテーマ、足寄動物化石群 /謎の海岸生活者 デスモスチルス /海に帰った哺乳類 クジラ /足寄で見る地球の歴史、に分かれた展示室は興味のない人ならすぐ見終わるでしょうし、どれか1つのテーマに興味がある人でしたら、滞在が長いと思います。クジラは化石ではなく、打ち上げられた骨格を使って復元していて迫力がありました。レプリカ作り、化石発掘、クリスタル発掘の体験コーナーは夏休み中とあって小学生がたくさん。子どもはクリスタル発掘を体験。「サファイアやルビーが出るかなぁ」と徐々に形をあらわすクリスタル発掘を楽しんでいました。23+?種あるというクリスタルのどれが出たかをカードと照合して持ち帰れました。
タカカズ
謎の海岸生物といわれるデスモスチルスの歯の化石の発見から、足寄町の化石ブームが起きた。研究者だけではなく、農業従事者や、家庭の主婦らが、次々と化石を掘り当てて、クリーニングや復元に取り組んだという、ユニークな歴史をもっている。観光名所オンネトーや、松山千春の故郷、摩周湖への入り口の町としては有名だが、この世にも不思議な古代生物のことはあまり知られていない。歯の不思議、姿勢の不思議など、考古学マニアにはたまらない魅力のある博物館だ。