マナティ北海
蟠渓温泉は、あまり目立たないロケーションかと思いますが、お湯は間違いないです。しずかに保養できる場所です。ふれあいセンターは安くお湯を楽しめます。内湯だけの施設なので、純粋にお湯を楽しむと言うことで。
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壮瞥(洞爺湖)温泉と北湯沢温泉にはさまれて、蟠渓温泉という温泉がある。大箱ホテルなども並ぶ前者にくらべ、湯治宿が主の、鄙びた温泉街だ。くねくねとした山奥の国道沿いに数件の温泉宿が存在している。その中で唯一の日帰り専門施設がふれあいセンター。むかしは町営温泉だったとか。清潔感のある施設で、入浴料は420円と銭湯価格。安い。風呂は内湯のみで、露天なし。浴槽は小さめで、5人も入るといっぱいかなあ。ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物泉。無色透明の湯で、源泉がかなりの高温のため加水しているが、その他は手を加えない掛け流し。湯口からは大量の湯がこんこんと流れ出していて、湯量は豊富。厳選が8〜90度くらいなそうなのでたっぷり加水しているとは思うが、それでもすごい量。温度高めで、自分としてはもう少しぬるい方が好みなのだが、加水量が多くなると成分がうすくなるので痛し痒しだ。浴槽は小さいが、ほかに入浴客がいなかったのでゆったり使えた。わりとマイナーな温泉なので、混み合わないのは大きな強みかもしれない。経営的にはよくないんだろうけど。入浴後、近くにある野湯オサル湯を見学。むかし存在した蟠渓温泉健康センター跡地の裏、川沿いに存在。ライダー御用達のようで、ツーリングマップルによく掲載されている。ほかにもはっきりとした浴槽がいくつかあるはずなのだが、雪解け増水で水没しているのか、確認できず。ちょっと手を入れてみたところ、この湯だまりは50度くらいあると思われ、川水でうめないと入浴不可な状態だった。すぐ近くに民家もあるので、利用する際はマナーに注意すべきだろう。