マナティ北海
札幌から海沿いを通り留萌に行く途中にあります。岩ばかりの海岸です。冬は強風ですごくしけます。荒海を楽しむことができました。
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3月上旬に行ってきました。低気圧の通過で石狩から雄冬にかけては高波で通行止めだったのですが、朝になって通行止めが解除されたので出かけてみました。 吹雪と高波。立ち寄るところは皆冬季休業。 左側に灰色の荒れる海。海から吹き付ける強い風で取られるハンドル。重く湿気った雪でタイヤも取られ、安定して走らない車。 しかし、これが求めていた風景。求めていた体験。荒れた波が岩をたたき、飛び上がる波。まっすぐ走らない車。 やっと探した温泉も冬季休業。車を回転させようと取り付け道路に回すと、まさかのスタック。地元の方への協力を仰ごうかと考えたのですが、天気の悪い中声をかけるのもはばかられ、小一時間ひとりで努力をしていたら何とか脱出。 それを近くのおばさんが眺めており、声をかけていただきました。どこから来た、どこへゆく、の会話から、どうしてここに来たまで。そのおばさんも暴風雪の中2日間家から出ていないそうです。 思いがけない地元の方との交流、なかなかできない体験でした。 増毛まで出て、古くからの食堂「志満川」で昼食。「国希」の蔵本の見学をしました。男二人旅、何が気に入られたのか、立入禁止の奥にまで通され説明を受けることができました。 その後、温泉に行き、地元の方との世間話。旅はこれがたまらない! 温泉の後は増毛の街に戻り、パン屋さん「スカンピン」でパンを買い、先の車の脱出時に折れたスコップをその隣の金物屋「北鐘興産」で買いました。そして、中華まんが有名な「中村屋」にも行きましたが、目当ての中華まんは売り切れでしたが、ほぼ、同じ材料のどら焼きを買う事ができました。 その後、留萌経由で高速で帰り、一日(以上)の行楽が終わりました。 道中、吹雪、高速道路の通行止めなどトラブルがあり、計画通りのドライブではありませんでした。トラブルに遭ってもフレキシブルに対応でき、かつ、なるべくなら自力で解決できる方が行くとよろしいでしょう。
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国道231号線が開通する前は陸の孤島と言われた増毛町の雄冬地区、雄冬海岸は石狩市浜益から増毛町まで断崖絶壁で道路はトンネルと洞門の連続です。雄冬岬は浜益雄冬にありますがトンネルの横で灯台もなく断崖が海に落ち込んだ先端の岬で、岬へ歩いて行くのは困難のようです。白銀の滝と、人家のある増毛町雄冬地区から眺めましたが、今年雄冬地区に雄冬岬の展望台ができたようです。7月に行きましたが、雄冬地区は非常に自然環境の大変厳しい場所だと肌で感じました。夏でも日本海から強風が吹きつけ暑くなく、国道を通行する車、人家も少なく寂しさを感じました。この辺りの日本海沿いはバスの待合所も激しい冬の暴風に耐えられるよう堅牢な造りです。寂しく厳しい僻地ゆえに何かを感じます。